うまく吹くことよりも曲の流れに乗ることが大切なので、まずはデモ演奏音源を何度も聴いて、曲を覚えてもらいます。次に曲に合わせて少しずつ音を出していきますが、本番での目標レベルを設定してがんばるのではなく「今、この時点でステージに上がっても大丈夫」と思えるように確実にできることを増やしていきます。「ミスすら一度しかできない大切なもの」と思ってもらえるように、レッスンでは「イイね！」を連発します。

伝統音楽を学ぶといっても、特に変わったことをする訳ではありません。強いて言えば呼吸法と音程の取り方がより重要となりますので、これらレッスンの比重を増やします。また、音楽の歴史の勉強も少しずつ取り混ぜ、理解を深めていただけるようにサポートいたします。わからないことがありましたら、お気軽にお問合せください。

独奏の醍醐味は全身で表現すること、自分自身が「音楽そのもの」になれることです。それを実現するには、合奏よりも大きなポテンシャルが必要となります。具体的には音量や音色の幅を拡げ、リズム感をよくすることが大切になるので、その点について深く練習していただきます。また、表現力を高めるため、歌う練習も取り入れていきます。

基礎練習は避けて通れませんが、いきなり無味乾燥な音階練習を強いることはしません。どうなりたいのか、何に憧れているのかを伺い、会員様ご自身に足りない部分を認識していただきます。そして、そこを補強するような基礎練習を織り混ぜます。少しがんばれば達成できる課題をクリアしながら、レベルアップを図りたいですね。できないのを叱ることは無意味ですが、プロを目指す方が努力を怠ったら本気で怒ります。

ポップスやクラシック、Jazzなどを吹いてみたい方は多いと思います。私自身もポップスが好きで、いろいろな曲を吹きます。音程は邦楽と他のジャンルの音楽に何も違いはありませんが、リズムはそれぞれの音楽に特有の「ノリ」があります。まずは体でリズムを取りながら曲を聴くことから始めて、次に歌ってみます。歌えるものは基本的に吹けます。できないところは基礎練習で補強します。

人と合わせるのは音楽を通じたコミュニケーションですので、音と動作で意思疎通をする方法を学んでもらえるようなレッスンをします。そのために、まずは講師との二重奏で合図の見方と出し方、簡単な楽曲分析を学んでもらいます。オケや吹奏楽での演奏を想定して、指揮の見方もレッスンします。アンサンブルはとても楽しいものです。ぜひ、その楽しさを実感していただきたいです。

人前で表現すること、ステージで演奏する楽しさを感じていただくために、いろいろなシチュエーションでの演奏を想定してのレッスンを行います。チャンスがあるときは、友達でも家族でもよいので、なるべく人前で吹くことを心がけていただきたいですね。何か迷っていることやわからないことがありましたら、お気軽にご相談ください。

尺八楽の前提として伝統音楽があるため、できるだけ早くから伝統音楽に親しみを持っていただきたいと思います。その伝統音楽のなかでも、とくに虚無僧が吹いていた古典本曲というジャンルは精神性の高い音楽です。尺八で使う技はほぼここからきていますので、これを好きになっていただけるようななレッスンをしていきます。

独りよがりの音楽にならないために、まずは一音一音をしっかり出せるようになっていただきたいですね。そして、そこからできることの範囲を広げていけるようにしたいです。基本的には尺八の古典本曲は独奏ですので、一人で吹く際の注意点をお教えしていきます。ぜひ一緒に楽しみながらがんばりましょう。レッスンでお待ちしております。

まずは、ご自身で現在できていることと、できない、またはわからないことを把握していただきます。できなかったことを克服するためのレッスンを中心にしていきたいですね。また、会員様の最終的な目標に向けて何が必要な練習になるかを確認したうえで、その目的までの最短距離をお示ししたいと思っています。ご要望がありましたら、なんでもおっしゃってください！

演奏したい曲のカラオケ音源を使ってのレッスンをいたします。尺八の特性を活かして、ポップス音楽でできることを考えながら吹けるようにしていきましょう。まずは、基本的な音階がしっかりと吹けるようになるためのレッスンをいたします。好きな音楽がありましたら、ぜひお伝えください。できるだけ取り入れていきたいと思っています。

尺八二重奏、箏・三味線との演奏、または洋楽器との合奏など、さまざまなシチュエーションを想定してレッスンを行います。楽曲内での尺八の役割を考え、役割に合った楽器のコントロール、身体のコントロールを考えたレッスンをします。始めはわからないことも多く不安かもしれませんが、できるようになりますのでご安心ください。